バイクタイヤ

バイクタイヤの特性~ハイグリップタイヤ

テレビなどでスポーツタイプのバイクが履いているタイヤはハイグリップタイヤというタイプのタイヤが多いんです。スポーツバイクは、急な加速・急な減速も多く、コーナーでは車体を倒して曲がり、スクーターやアメリカンバイクのタイプとは違い、メリハリのある走行を得意とします。その様なバイクの特性を生かすタイヤ。それがハイグリップタイヤという訳です。ハイグリップタイヤは一般道でも使用は十分可能ですが、状況により脅威と化すこともあります。

ハイグリップタイヤの外観の違いと弱点

ハイグリップタイヤはバイク購入時の純正のタイヤに比べて「タイヤの目」の多さがまず違います。タイヤの目とはタイヤの溝の模様の事で、ハイグリップタイヤではこの量が少なく、ほんの気持ち程度しかタイヤの目がないハイグリップタイヤもあります。このタイヤの目は、雨天時のタイヤについている水滴をタイヤの溝に沿って弾き飛ばしたり、地面に流す効果もあります。ハイグリップタイヤにタイヤの目が少ないということは、もうお判りでしょうが、雨天時に弱いタイヤという特性があります。雨天時の走行はバイクの転倒の確率にも影響します。そのため雨天時に利用することの多い方や、道路が湧き水等でよく濡れている路面を走ることの多い方にはオススメ出来ません。

バイクのハイグリップタイヤの特性

ハイグリップタイヤの弱点からご紹介しましたが、ハイグリップタイヤだからこそ秀でた特性も知っておきましょう。ハイグリップタイヤはタイヤの目が少ないという作りから、アスファルトに接地する面が多いということにもなります。接地面が多ければ、車体を押し出す力も増しますし、過度なパワーを掛ける事なくスムーズな加速を実現しています。さらにゴムの硬度が少し抑えられ、ツーリングタイヤに比べ柔らかくなっているため、アスファルトへの吸着力は段違いです。その分カーブでの安定感、加速のスムーズさ、ブレーキの利き具合まで代わってきます。その分ブレーキパッドの消耗は抑えられますし、燃費も抑えられる効果もあると言われています。その変わり、柔らかいのでタイヤの消耗は早く、通常のタイヤの値段より比較的に高い値段での購入になります。最近ではタイヤの技術も向上し、タイヤのセンター部分のみ硬度を上げ、カーブで使うサイド部分を柔らかくするという、エコなハイグリップタイヤも出回っています。

通勤・通学に向かないハイグリップタイヤ

通勤などの毎日利用するバイクにハイグリップタイヤはお勧めしません。雨天時に乗る頻度も上がり、事故に直結することもありますし、さらに消耗が激しい為速いと年に1回以上タイヤの交換が必要になり、燃費が上がってもタイヤの購入・交換に結局出費がかさんでしまう事もありえます。高速を使ったツーリングや、サーキットで走る場合などには大変オススメできるタイヤのタイプと言えるでしょう。